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理学療法士国家試験対策問題〇✕100問!!~⑥脳血管障害~

今回は脳血管障害の〇✕を100問作りました!!
脳血管障害は脳の生理、解剖学の知識と関連させて勉強すると覚えやすいですよ!!

脳血管障害

1. 観念失行では模倣動作ができなくなる
2. 最も頻度が高い脳出血被殻出血である
3. 被殻出血では健側への共同偏視が生じる
4. 脱抑制,易怒性は前頭葉症状である
5. Balint症候群は前頭葉の両側病変で生じる
6. 地誌的失見当は優位半球の中大脳動脈領域の障害で生じる
7. 視床症候群では錐体外路系の障害を生じる
8. びまん性軸索損傷は脳梁や脳幹に好発する
9. Gerstmann症候群は劣位半球の角回が障害される
10. 閉眼のままで挺舌を20秒以上持続できない症状は優位半球の前頭葉障害で生じる
11. Anton症候群は両側後頭葉の障害であり,見えていないにもかかわらず,見えていると主張する
12. ブローカ失語は優位半球の上前頭回が障害される
13. 伝導失語では復唱は困難である
14. 脳神経核が障害されると支配筋の筋緊張は亢進する
15. 仮性球麻痺はWallenberg症候群にみられ,嚥下・構音障害などを呈する
16. 核黄疸は脳内のビリルビン沈着が原因で脳性麻痺をきたし,錐体外路症状を呈する
17. バリズムではゆっくりでくねるような持続的運動がみられる
18. 髄膜刺激症状であるブルジンスキー徴候では頭部の他動屈曲で下肢が屈曲する
19. 頭蓋内圧亢進では血圧上昇や徐脈などのCushing現象がみられる
20. 小脳障害では発声器官の巧緻性低下により断綴性言語や爆発性言語がみられる
21. 小脳障害ではRomberg試験は陽性となる
22. 視交叉(内側)障害では両鼻側半盲が生じる
23. 脳血栓症では心房細動や弁膜症などが原因となることが多い
24. Wallenberg症候群では顔面では同側,上下肢では対側の温痛覚麻痺が生じ,同側の角膜反射は減弱する
25. TIAは脳血栓症の前駆症状として現れることが多く,不可逆性の疾患である
26. 脳卒中片麻痺急性期のポジショニングで手指は伸展位にする
27. 脳卒中治療ガイドラインで推奨グレードC1は「行うことを考慮してもよいが,十分な科学的根拠がない」と定義される
28. 左側咽頭麻痺では頸部を左回旋させて嚥下させると良い
29. 摂食嚥下障害では飲水時人肌の温度でとろみをつけると良い
30. CRPSのTypeⅠでは末梢神経損傷はみられず肩手症候群や反射性交感神経性ジストロフィーはこれにあたる
31. CT画像所見では脳梗塞で高吸収域,脳出血で低吸収域を示す
32. 神経鞘腫は悪性の脳腫瘍で内耳神経のシュワン細胞に病変をきたすことが多い
33. JCSでⅡ-20は大きな声かけや揺さぶりで開眼する昏迷状態である
34. 正常圧水頭症ではガニ股での小刻み歩行,記銘力低下,尿失禁などがみられやすい
35. Wallenberg症候群では交感神経下行路障害や触覚・深部感覚障害を伴う
36. 橋出血では意識障害四肢麻痺,縮瞳などがみられる
37. 視床症候群では視床の血管障害であり,運動失調や失語がみられる
38. 左半側空間無視では体幹を左に回旋させると良い
39. 椎骨脳底動脈閉塞では回転性めまい,複視,運動失調,構音・嚥下障害,嘔吐,同名半盲がみられやすい
40. 内頚動脈閉塞では脳神経症状や一過性黒内障,失語がみられやすい
41. 前大脳動脈閉塞では把握反射や吸啜反射が生じやすい
42. 観念失行は縁上回,観念運動失行は角回の障害で生じやすい
43. 前頭葉内側面または脳梁部の障害では他人の手徴候(alien hand sign)がみられる
44. 硬膜下血腫では凸レンズ状,硬膜外血腫では三日月状の画像所見がみられる
45. Wernicke失語ではジャーゴンや錯語がみられ,理解・復唱が困難である
46. 左半側空間無視は方向性の注意障害である
47. 全般性注意の分類には選択性,持続性,転換性,配分性,方向性の5つがある
48. 認知症の周辺症状には徘徊,暴力,妄想,幻覚などがある
49. 除皮質硬直は中脳・橋上部障害により上下肢が強く伸展する
50. びまん性軸索損傷では運動失調,バランス障害,意識障害
前頭葉症状がみられやすい
51. 慢性硬膜下血腫では意識障害がみられやすい
52. 脳卒中片麻痺急性期ポジショニングでは手関節背屈位とする
53. 改訂水飲みテストで2点では誤嚥性肺炎のリスクが高い
54. 頸部軽度伸展位では嚥下がしやすくなる
55. Shaker法では舌骨上筋群の強化で喉頭挙上を促す
56. 咽頭アイスマッサージでは嚥下反射を誘発させる
57. 下肢の屈伸による連合反応は相反性である
58. 下肢の屈筋共同運動パターンでは股関節屈曲・膝関節屈曲・足関節内反底屈・足趾屈曲となる
59. レイミステ反応では非麻痺側下肢内転で麻痺側下肢内転する
60. 斜面台を用いた立位訓練では下肢筋の痙縮を抑制する
61. 片麻痺患者の歩行時の膝折れには膝軽度屈曲位で体重負荷を行うと良い
62. 片麻痺患者の反張膝の原因には下肢重度深部感覚障害や大腿四頭筋の重度痙縮がある
63. 座位でのpusher現象には前方の台に上肢を乗せると良い
64. 肩手症候群にはバクロフェン髄注療法が有効である
65. CI療法では非麻痺側上肢を拘束し,PT監視下で行う
66. ボツリヌス毒素製剤は神経筋接合部でAchの放出を抑制する
67. 片麻痺患者のバスの降段時は非麻痺側,麻痺側の順が良い
68. 片麻痺患者の脱衣時は麻痺側の袖から先に脱ぐ
69. 片麻痺患者の入浴時は非麻痺側から入り,非麻痺側から出る
70. 脳卒中片麻痺急性期では臀部と膝窩部にタオルを入れ股関節伸展位,膝関節軽度屈曲位とする
71. 肩手症候群の慢性期では手のMP関節屈曲拘縮を生じやすい
72. 片麻痺患者の起立訓練では麻痺側下肢を手前に引いて行う
73. 髄膜刺激症状では項部硬直,ケルニッヒ徴候,ブラガード徴候などがみられる
74. 脳卒中片麻痺患者は歩行時に前足部外側接地しやすい
75. 股関節伸展拘縮がある片麻痺患者は歩行中反張膝が生じる
76. Fugl-Meyer評価法の項目には疼痛,高次脳機能などを含む
77. mRSは7段階評価で,Grade3では歩行自立している
78. NIHSSの評価項目には顔面麻痺,失語,運動失調を含む
79. Bell麻痺では前頭筋の随意性は保たれる
80. 物体失認,相貌失認は両側側頭葉~後頭葉障害で生じやすい
81. 神経線維腫症(レックリングハウゼン病)では皮膚のカフェオレ斑(色素沈着)が出現する
82. 脈拍が140/分を超える,または徐脈の出現でリハを中止する
83. 髄膜刺激症状の自覚症状には嘔吐・悪心,羞明,痙攣がある
84. SIASは検者一人でも短時間で評価でき,1項目1課題が原則
85. 脳動脈瘤は前交通動脈,内頚動脈,中大脳動脈に好発する
86. 色彩失認,同時失認は劣位半球側頭葉~後頭葉障害で生じる
87. Wallenberg症候群は疑核の障害によって味覚障害が生じる
88. 髄膜腫はくも膜細胞が悪性腫瘍化する疾患で再発しやすい
89. 視床症候群では視床痛や鼻先凝視を生じやすい
90. 小脳出血では病側への共同偏視が現れる
91. Balint症候群では視覚性の失調・注意障害,精神性注視麻痺が生じる
92. 右外側膝状体の障害では左同名半盲が生じる
93. 頭蓋内圧亢進症では頭痛,嘔吐・嘔気,うっ血乳頭,複視(外転神経麻痺)が生じる
94. 神経芽腫は交感神経分布部に好発し,小児に多い腫瘍である
95. 病態失認は優位半球頭頂葉障害で現れる
96. SIASの項目には視空間認知,言語,非麻痺側機能などを含む
97. 肩手症候群に温熱療法は禁忌である
98. Horner徴候では眼裂狭小化,縮瞳,顔面の無汗などを生じる
99. 小脳障害では指示した動作の開始が遅れる現象が生じる
100. 運動時収縮期血圧が20mmHg以上上昇した場合リハを中止する