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理学療法士国家試験対策問題〇✕100問!!~⑩理学療法評価学・物理療法学・小児科学~

 今回は理学療法評価学・物理療法学・小児学の〇✕を100問作りました!!
これらの教科の勉強は覚えやすいように上手く意味づけをしながらひたすら暗記しましょう!!

 

理学療法評価学・物理療法学・小児科学

 

MMT

1. 肘関節屈曲の代償として前腕を回内した状態で屈曲する動作が見られた時の代償筋は腕橈骨筋である
2. 体幹屈曲の第2操作において自力で頭は持ち上がらないが,介助しながらの前傾で胸郭に凹みが認められれば段階は2である
3. 前鋸筋の評価は座位ですべての段階が実施可能である
4. 肩甲帯挙上の段階2は背臥位で行う
5. 股関節伸展は段階4,5では腹臥位で通常下腿遠位部に抵抗をかける
6. 肩甲下筋の段階2以下は座位で行う
7. 股関節外転の代償として骨盤挙上を伴った外転動作がみられた時の代償筋は腸腰筋である
8. 背臥位での股関節伸展では下肢挙上が股関節屈曲60°まで骨盤挙上がわずかか,全く起こらない場合は段階2である
9. 足関節底屈による踵挙上動作が全可動域を一定速度で3回行えたときの段階は4である
10. 腹臥位下腿内旋位で膝関節を90°より少なめに屈曲した状態での膝屈曲では大腿二頭筋を評価できる
11. 頭部・頸部の伸展において段階2以下では背臥位で行う
12. 膝屈曲の代償で足背屈がみられた時の代償筋は腓腹筋である


ROM-T
13. 手関節橈尺屈の基本軸は尺骨である
14. 角度ではなく距離で測定可能なものには手指屈曲,母指対立,手指内外転,顎関節,胸腰部屈曲などがある
15. 頸部屈伸の参考可動域は屈曲60°,伸展50°である
16. 肩甲帯拳上・下制の基本軸は肩峰と胸骨上縁を結んだ線である
17. 母指内転の基本軸は示指,移動軸は母指である
18. 肩関節内外旋の移動軸は尺骨である
19. 肘屈伸の移動軸は橈骨である
20. 足部内外反の基本軸は下腿中央線,移動軸は足底面である
21. 足部内外転の基本軸,移動軸はともに第1第・2中足骨間の中央線である
22. 胸腰部の参考可動域は屈曲60°,伸展50°である
23. 頸部回旋移動軸は鼻梁と頭頂を結ぶ線で参考可動域は60°である
24. 頸部側屈参考可動域は50°,基本軸はC7とS1の棘突起を結ぶ線,移動軸は頭頂とC7棘突起を結ぶ線である
25. 胸腰部側屈基本軸はT1とL5の棘突起を結ぶ線で参考可動域は50°である


その他の評価
26. Brunnstrom法ステージで座位にて足の内外反を伴う下腿の内外旋がみられれば下肢はステージ5である
27. Brunnstrom法ステージにおいて肘伸展位で肩外転90°可能であれば上肢はステージ4である
28. MASにおいて全可動域で抵抗があるが容易に動かすことができればレベル1+である
29. Gordon反射ではアキレス腱を強くつまむと母趾が背屈する
30. Hoffmann反射では中指末節を背側にはじくと母指が内転する


物理療法
31. 温熱療法では換気量が低下する
32. 寒冷療法では赤血球,白血球数が増加する
33. 紫外線療法では抗老化と弾性線維の弾力性低下が生じる
34. 極超短波治療において照射距離を3倍に伸ばし,照射面に対して30°の角度をつけると照射強度は元の約0.1倍である
35. 超音波療法においてビーム不均等率5以下では導子移動速度は4cm/sとする
36. TENSの疼痛軽減効果はゲートコントロール理論に基づく
37. 直達牽引は骨を介して牽引し,短時間で簡便に実施可能である
38. 小児の脛骨遠位端の若木骨折で疼痛緩和に超音波療法を用いる
39. 循環障害部位には循環改善を目的に温熱療法を用いる
40. 寒冷療法の痙縮抑制はα運動ニューロン抑制によるものである
41. 赤外線療法は顔面神経麻痺,術後疼痛(金属挿入部),関節リウマチなどに適応である
42. パラフィン浴は対流熱による温熱療法で,熱伝導率は小さい
43. 水中運動療法において粘性抵抗には摩擦抵抗,渦抵抗,造波抵抗がある
44. 超音波の非温熱効果は創傷治癒,浮腫,褥瘡に有用である
45. 物理療法における周波数は高い順に極超短波>超短波>低
周波>干渉波>超音波である
46. 尖足に対する機能的電気刺激療法は腓骨頭やや後方を刺激する
47. 超音波療法で3MHzの周波数では1MHzより深部に伝播する
48. 温熱療法の疼痛緩和機序にはペイン・スパズム・ペイン回路の遮断,血行改善による痛み物質除去,疼痛閾値上昇などがある
49. 寒冷療法では浮腫や筋疲労などを軽減させる効果がある
50. 超音波療法の強度が1.5W/cm2では非温熱効果である


小児科学
51. Down症候群は21トリソミーによる疾患で精神遅滞を呈する
52. Turner症候群は先天性異常による疾患で男性に多くみられる
53. 脳室周囲白質軟化症で痙性両麻痺を呈することが多い
54. 痙直型両麻痺では上肢の麻痺が強い
55. アテトーゼ型では初期から上肢の筋緊張亢進がみられる
56. 痙縮型と弛緩型を併せ持つタイプは混合型で痙縮型の次に多い
57. 強剛型では鉛管現象,弛緩型ではスカーフ徴候がみられる
58. アテトーゼ型ではてんかん精神遅滞を合併することが多い
59. Klinefelter症候群は先天性異常による疾患で女性に多い
60. アテトーゼ型では原始反射・姿勢反射が残存しやすい
61. Down症では筋緊張低下,外反偏平足,環軸関節亜脱臼,心奇形,消化管奇形などがみられる
62. Moro反射は4~6ヵ月頃消失し,反射中枢は脳幹にある
63. 対称性緊張性頚反射は6ヵ月頃出現,8~12ヵ月頃消失し,この反射により四つ這い獲得が促進される
64. 立ち直り反射,傾斜反応は出生時からみられ,生涯残存する
65. Landau反射は獲得過程が1~3相まであり,3~6ヵ月頃出現し,2歳半頃消失する
66. 傾斜反応,ステッピング反応は中枢が大脳皮質にある
67. 緊張性迷路反射は背臥位で四肢屈曲し,腹臥位で四肢伸展する
68. 非対称性緊張性頚反射の存在は寝返り動作獲得を促進する
69. 交叉性伸展反射は一側の足底刺激で他側下肢が伸展する反射で1~2ヵ月頃消失する
70. 手掌把握反射,足底把握反射は2~6ヵ月頃消失し,反射中枢はともに脊髄にある
71. 立ち直り反応,Landau反射,保護伸展反応中枢は中脳にある
72. 定頸時期は3~4ヵ月頃で追視も同時期頃みられる
73. 獲得時期が早い順に橈側握り,手掌握り,尺側握りである
74. 自分の名前を言うより走れるようになる方が獲得は早い
75. 自分でコップの水を飲むより自分の手でビスケットを食べる方が獲得は早い
76. 階段を上るより降りる方が獲得は早い
77. Babinski反射は1~2歳頃消失し,反射中枢は脳幹にある
78. 口唇反射(探索反射)は吸綴反射より消失時期が遅い
79. 引き起こし反射,屈曲反射,自動歩行は1~2ヵ月頃消失する
80. Garant反射より連合反応の消失時期の方が早い
81. 陽性支持反応では立位で足底を床につけると下肢が伸展する
82. 台乗せ反射は乳児を抱えて一側下肢の足底を台の端にこすり付けると刺激下肢が屈曲し,足を台の上に乗せる反応である
83. 他の子と遊べるようになるよりも左右を理解する方が早い
84. 2~3秒の片足立ちよりボタンをかけれるようになる方が遅い
85. 丸より四角が書けるようになるのが早い
86. 寝返りより親と他人を区別できるようになる方が早い
87. あやすと笑うようになる時期では注視が可能となる
88. 座位保持自立より四つ這いの方が獲得時期は遅い
89. その場でジャンプ可能となる時期より排尿自立時期の方が遅い
90. 歩行が自立するより先に積み木を2個積み上げることができる
91. 物を拾い上げられるようになるより先に2語話せるようになる
92. 痙直型両麻痺児の歩行は歩行率が大きい
93. 脳性麻痺児は背臥位で膝裏にクッションを入れ,下肢屈曲位にすると良い
94. 痙直型両麻痺児の歩行は重心上下動や体幹の回旋が小さい
95. 脳性麻痺児の座位では股関節外転位で足底接地させると良い
96. 痙直性両麻痺児は大殿筋やハムストリングスを促通すると良い
97. 痙直型両麻痺児は股関節内転筋群,腓腹筋を抑制すると良い
98. アテトーゼ型の二次障害には頸椎症性脊髄症がある
99. 痙直型の二次障害には脊柱側弯や股関節脱臼などがある
100. GMFCSレベル4では寝返り不能である